小野 勉


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小野勉画伯は大正9年、姫路市太市に生まれ、旧制姫路中学から東京美術学校(現東京藝術大学)へ進まれました。

卒業後、美術教師を永年勤める傍ら姫路城を描き続けられました。

小野勉画伯は一貫して姫路城を描き、その作品は昭和31年に日展に入選して以来、19回連続して入選されています。

世界文化遺産姫路城と取り組まれたまさに郷土の誇るべき画家といえるでしょう。

また、小野画伯は平成5年から11年の6年間、姫路美術協会(会員480名)の代表を務められ、平成8年11月に開催された姫路美術協会フェニックス展では、アメリカ合衆国フェニックス市において、会員180名の出品のもと、小野代表以下27名が訪米、盛大な展覧会が催されました。

その後、不慮の交通事故のため療養生活をされていましたが、昨年(2004)逝去されました。